ボストン日本人研究者交流会 (BJRF)

ボストン在住日本語話者による、知的交流コミュニティーです。

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2022

第203回 講演会

日時: 2022年12月17日(土) 16:30-18:30
会場: MIT E51-325
「美術の歴史と人類の想像力 ―西洋中世キリスト教美術を中心に―」

仲間 絢 氏

Harvard University, Department of History of Art and Architecture, Research Associate


人類は絶え間ない創造行為によって無数の視覚的なイメージを生み出してきました。私たちの生活もイメージで溢れており、「観ること」の圧倒的な重要性は、イメージがどれほど私たちの感性と創造性に関わり、また、想像力に強い作用を及ぼすものかを物語っています。人類とイメージの過去と現在、そして、未来について明らかにしようとする美術史学は、文化、社会、思想、科学をはじめとした様々な領域の分析を必要とする学問です。現代のように視覚的イメージが社会で重要な役割をもつようになった始まりが、私の専門である13世紀のゴシック美術にあると言われています。本講演では、大聖堂建築や聖母マリア信仰の美術を中心にお話しさせていただき、現在のハーバード大学の中世美術研究についてもご紹介します。アメリカの美術館は美術の歴史を代表する素晴らしい作品を数多く所蔵していますので、皆様の今後の美術鑑賞に少しでもお役に立つことができれば幸いです。

第一講演
「【パチンコみたいな】有機は死にゆく学問?【ドラッグディスカバリー】」

苅田 譲 氏

Scripps Research, Novartis


みなさんはパチンコのような研究に人生を賭けてしまった経験はありますか?この世に存在しなかった物質を分子レベルで作れるのは合成有機化学者の特権と言えるでしょう.新しい物質は何かしら新しい性質を持つ,その応用の一つが医薬品開発です.製薬は化学産業の中でも特に幅広い反応の知識と分子設計能力が求められる分野であり,様々な分子を大量かつ迅速に合成する必要があります.緻密に設計された薬は人間の複雑な代謝過程をくぐり抜けて選択的に患部に届き,人体に影響を与えることができます.とは言ったものの,一つの薬が市場にたどり着ける成功率はたった10%程度で,それには$28億もの開発費用がかかります.そんなパチンコのような研究をする意義は何なのか?実態はどうなのか?将来そんな職業があるのか?などについて,有機合成化学の観点から話そうと思います。

第二講演

第202回 講演会

日時: 2022年11月19日(土) 16:30-18:30
会場: MIT E51-325
「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のヒト遺伝学」

金井 仁弘 氏

Massachusetts General Hospital / Broad Institute of MIT and Harvard


新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、世界の公衆衛生に大きな影響を与えています。手洗い・マスク・換気といった新しい生活様式が提唱されて久しいですが、こうした環境要因に加えて、患者個人の生まれ持った遺伝要因はCOVID-19への感染しやすさに影響するのでしょうか?この問に答えるため、我々ヒト遺伝学者は世界35カ国、3千名以上の研究者からなる国際共同研究グループ “COVID-19 Host Genetics Initiative” を組織し、COVID-19への感染や重症化に関わる遺伝的変異の同定を進めてきました。最新の研究では、COVID-19患者 22万人とコントロール 300万人を用いた大規模ゲノム解析を実施し、COVID-19への感染や重症化に関連する51の遺伝的領域を同定しました。中でも最も強い関連を示した領域は、今年のノーベル生理学・医学賞の受賞者Svante Pääbo博士らによってネアンデルタール人由来であると報告されています。本公演では、こうしたCOVID-19の最新のヒト遺伝学的知見についてお話します。また世界的パンデミックにおける国際共同研究の経験を通じて、世界中の多様な集団におけるヒト遺伝学研究の意義について議論できれば幸いです。

第一講演
「3Dプリンティングとモノづくり」

成田 海 氏

3D Architech Co-founder/CEO, MIT Visiting Scholar


3Dプリンターで使用可能な材料がプラスチックから金属、セメントへと幅広くなってきたことから、その応用例は、試作品の製造から、実際のプロダクトとして治工具やロケット部品やなど多岐にわたります。本講演では、このような「現在実用化されている3Dプリンターの仕組みや応用例」といった基本的なことを踏まえながら、最先端である学術研究やスタートアップにおける、「3Dプリンタの将来とモノづくりへの影響」について、私のPhD研究やそこからの起業の話も交えながら紹介いたします。

第二講演

第201回 講演会

日時: 2022年10月22日(土) 16:30-18:30
会場: MIT E51-325
「極低温分子の世界へようこそ 〜量子コンピュータから素粒子実験まで〜」

澤岡 洋光 氏

Harvard University


これからボストンの寒い冬がやってきますが、「寒さ」に限界はあるのでしょうか?答えはYesで、「絶対零度」と呼ばれる温度が物理的に最も低く、これは摂氏に換算すると約マイナス273度です。私の研究では、この絶対零度に極限(100万分の1度)まで近い温度の分子、言わばこの世で最も冷たい分子を作っています。といっても、大掛かりな研究施設が必要なわけではなく、教室サイズの実験室で真空中に浮かべた小さな分子の雲を、レーザー冷却と呼ばれる手法で冷却しています。本講演では、「温度とは何か」という問いに始まり、「レーザーは熱いイメージがあるのにどうして冷却に使えるのか」といった疑問に答えつつ、極限まで冷たい分子が量子技術や素粒子物理学にどのように役立つのかまで、最先端の物理学を中学理科の知識の範囲内でわかりやすく解説します。さらに、私の最新(論文執筆中)の研究結果である、レーザー冷却を補助するための非常に強い磁石を用いた新技術の開発についてもお話しできれば幸いです。

第一講演
「老化を制御することは可能なのか ―老化細胞除去からひも解く老化研究―」

大森 徳貴 氏

Broad institute of MIT and Harvard / 東京大学


老いたくない。恐らく誰しもが思うことでしょう。それにもかかわらず老化研究は、老化は病気ではないため創薬対象としては難しいという理由から、がん研究に比べかなり遅れています。近年、GoogleやAmazonをはじめとした企業や投資家が老化業界に参入し始めたことにより研究が加速し、老化制御は夢物語ではなくなってきています。老化の要因は様々ありますが、その一つとして『老化細胞』があげられます。これまでに老化細胞が加齢に伴い増加し、除去によって様々な加齢性疾病が改善し健康寿命が延伸することが明らかになり、老化を制御する手法として老化細胞除去が注目を集めつつあります。本講演では、老化や寿命を理解するための研究を紹介し、現在取り組まれている老化を制御する手法、そしてなぜ老化細胞除去が熱いのかについて、お話しさせていただきます。どうすれば老化を制御し健康に生きられるのか、皆様と議論できることを楽しみにしています。

第二講演

第200回 基調講演会

日時: 2022年9月17日(土) 16:20-18:00
会場: MIT E51-325
「脳が学習するアルゴリズム:機械学習と脳研究の接点」

内田 直滋 氏

Professor of Molecular and Cellular Biology, Harvard University


最近の人工知能、機械学習の発展は目覚ましいものがあります。人工知能が、囲碁やチェスの世界チャンピオンを破ったり、タンパク質の3次元構造を解いたりといったニュースが流れてきます。人工知能の発展は、動物がどのように脳の中で情報を処理し、学習しているかの研究に影響を受けてきました。一方で、人工知能の研究で生まれた数学的アルゴリズムが、脳の学習のメカニズムを理解する上で重要な役割を果たしています。私の研究室では、脳が試行錯誤によって学習するのに重要な役割を果たすドーパミンの研究を行なっています。本講演では、我々が行なっているドーパミンニューロンの研究を紹介し、人工知能研究との接点について議論したいと思います。

第一講演

第199回 講演会

日時: 2022年5月21日(土) 16:00-18:00
会場: MIT E51-395での現地開催・Zoomによるオンライン開催のハイブリッド形式
「爆発天体から探る宇宙の進化」

平松 大地 氏

Center for Astrophysics | Harvard & Smithsonian / NSF IAIFI


天文学的数字と象徴されるように、ほとんどの天体現象は何億年もかかり、私たちはその過程をリアルタイムで目にすることは出来ません。しかし、近年の望遠鏡ロボット化等の観測技術発展により、数秒から数日という人間のタイムスケールで変化する天体現象も発見され、時間軸天文学という新しい分野が花開いています。その中で、私の研究対象は爆発天体という、重たい星が死に際に起こす超新星爆発、高密度の星が衝突する中性子星合体、ブラックホールに星が引き裂かれる潮汐破壊現象などです。これらは宇宙最大級の爆発現象であり、その高いエネルギーにより私たちを型作る多くの元素が合成され、また数十億光年先(数十億年前)から放たれる光を通して宇宙の膨張進化を紐解く鍵となります。本講演では、まず爆発天体をどのように見つけるのか、そしてどのような時間変化の観測からその正体、また宇宙の元素や膨張進化を探るのかを説明し、今後の展望と併せて皆さまとワクワクを共有出来ればと思います!

第一講演
「生物多様性を利用し、生命をハックする 〜ゲノム編集を例に〜」

齋藤 諒 氏

Broad Institute of MIT and Harvard


近年、「ゲノム編集」がメディアで盛んに報じられるようになってきました。ゲノムとはいわば生命の設計図であり、それを書き換えるゲノム編集は、人類の未来を大きく変える可能性を秘めています。日本では、栄養成分が豊富なトマトなど、ゲノム編集で品種改良された食品が流通し始めました。米国においては、この技術を用いた臨床試験が進行中です。さらには、ゲノム編集でマラリアを撲滅させることもできるし、その一方で、マンモスを復活させることもできるかもしれないと言われています。こうした技術革命は、CRISPR(クリスパー)とよばれる微生物由来の生物システムの機能解明により実現されました。本講演では、ゲノムを編集するとはどういうことか?、クリスパーとゲノム編集の関係とは?、何ができるようになったのか?、を分野外の方を対象にできるだけ簡単にお話しいたします。生物工学と人類の未来について皆様と議論できるのを楽しみにしております。

第二講演

第198回 講演会

日時: 2022年4月16日(土) 16:00-18:00
会場: MIT E51-145での現地開催・Zoomによるオンライン開催のハイブリッド形式
「聾者はどう「音楽する」のか?―バリ島での文化人類学的フィールドワークから」

土田 まどか 氏

Harvard Yenching Institute, 東京大学博士課程


音楽は耳で聞くもの、と普通は考えられています。それでは、耳が聞こえない聾の人びとは音楽とは全く無関係なのでしょうか?振動や光にメロディやリズムを変換すれば聾者にも音楽が分かる、というアプローチがありますが、その「振動」は果たして「音楽」なのでしょうか?私はこうした問いを携え、文化人類学の観点から、聾者の出生率が通常よりも高いブンカラ村というインドネシアのバリ島の村にて、約12か月のフィールドワークを行いました。本講演では、そこで聾者がどのように「音楽」に関わっているかを通して見えてきた、音楽の本質の一つとしての「遊び」というアイデア、そして彼らの手話表現技法から見えてきた、ことばと歌の関係性について、皆さまと考えてみたいと思います。

第一講演
「途上国インフラのお金の話-計画から料金回収まで」

奥田 朋仁 氏

MBA & MPA/ID Candidate, MIT Sloan & Harvard Kennedy School


発電所や浄水場がどうやって作られるか、考えたことはありますか?日本では「あって当たり前」のインフラですが、世界では10人に1人が電力を使えず、4人に1人が安全な水を入手できません。これだけ技術もカネも溢れている時代に、なぜこんな根本的な問題が解決されないのでしょうか?そもそも、インフラはどう作られるのでしょうか?誰がお金を出しているのでしょうか?本講演では、途上国インフラの開発過程と難しさを、特にそのお金の流れに注目してご説明致します。ググっても理解し難い分野ですので、前半ではインフラ開発の全体像を、後半ではインフラの究極的な原資とも言える料金や税にまつわる問題と対策を、初めての方にもわかりやすくお伝えします。三菱商事や世界銀行、スタートアップ等での経験をもとに、ミャンマーやケニア、南アフリカの上下水・電力インフラ事例や最新の研究も交えながら、「つまりどうすれば良いのか」という所まで、皆様と考えたいと思います。

第二講演

第197回 講演会

日時: 2022年3月19日(土) 16:00-18:00
会場: MIT E51-145での現地開催・Zoomによるオンライン開催のハイブリッド形式
「Making Machine Learning Faster」

五十嵐 祐花 氏

MIT EECS PhD student


新しいプログラミング言語を作っているというと、プログラミングを少しやったことがある人からは「なんで新しい言語が必要なの?」「既存の言語でよくない?」「もう新しいプログラミング言語を覚えたくない...」といった反応を受けることがあります。コンピュータに詳しくない人への直感的な回答は「自然言語も時代の要請によって変わっていく。千年前の日本語と今とでは文法もボキャブラリーも全く違うし、現代の日本語でも流行語によって新しいコンセプトが表現されることがある。プログラミング言語でも同じようなことが、自然言語よりも早いペースで起こっている」といった回答になるでしょうか。本公演では、プログラミング言語の研究について出来るだけ分かりやすく分野を概観する予定です。

第一講演
「希少・難治性疾患を治したい-核酸医薬による究極の個別化医療の取り組み-」

中山 東城 氏

Harvard Medical School Boston Children’s Hospital


希少疾患は、その名前に反して決して珍しい病気ではなく、全世界で推定3億人の患者がいるとされています。残念ながら、治療法が存在するのはわずか5%、患者の30%は4歳の誕生日を迎えることができません。私たちの研究グループでは、このような希少疾患に対して、アンチセンスオリゴという、核酸医薬を用いた臨床治験研究を行っています。私たちは、2018年、致死性の神経希少疾患の女の子の遺伝子変異に合わせた薬を作り、患者さんと出会ってから1年で臨床治験を行うことができました。核酸を使った個別化医療に可能性を見出した私たちは、それ以降、他の希少疾患に対しても同様の臨床治験研究を展開しています。本講演では、核酸医薬を使った個別化医療を進めていく中で見えてきた希望や課題をお話したいと思います。また、このような前例のないプロジェクトを立ち上げるには何が必要なのか、皆さんと一緒に考えることができればと思います。

第二講演

第196回 講演会(オンライン開催)

日時: 2022年2月19日(土) 16:00-18:00
会場: Zoomによるオンライン開催
「エコシステムの成り立ちとイノベーション推進の型」

木谷 英太 氏

北米三菱商事ボストン支店


昨今、ボストン、シリコンバレーなど米国のみならず、世界中で多種多様なイノベーションエコシステムが、それぞれの特徴を持って存在感を見せています。一方でイノベーション自体の起こり方、進み方は対象によって違いがあり、特に新規事業開発に取り組む企業の目から見ると、その性質に応じてアプローチの仕方に留意する必要があり、対象とするイノベーションの領域に強みを持つエコシステムを選び、歴史や文化、ネットワークなどその成り立ちの理解と、これに応じた取り組み方の整理を行う事は有効と考えます。本講演ではシリコンバレー、そしてボストンの駐在を経て得た経験に基づき、それぞれのエコシステムの成り立ちの背景、続けて特に大企業のイノベーションに対する取り組みの考え方につきお話しつつ、効果的なアプローチの仕方について考察したいと思います。

第一講演
「食欲 v.s. 性欲。空腹時、どちらが勝つか。〜匂い嗜好性の観点から〜」

堀尾 奈央 氏

Harvard Medical School


五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)の中で、嗅覚は軽視されがちな感覚のひとつかと思います。しかし多くの生き物において、嗅覚は生きていく上で必要不可欠な感覚であり、摂食行動・性行動・攻撃行動・子育て行動など多くの社会行動が嗅覚によって制御されています。そしてその行動は、生きていくための必要性に応じて調節されています。例えば同じ食べ物の匂いにもかかわらず、空腹時はその食べ物の匂いに、より強い魅力を感じることが皆様も経験あるかと思います。しかし、この現象が科学的に正しいのか、そしてその神経メカニズムは明らかになっていませんでした。マウスにおいて、満腹時には食べ物の匂いにも、フェロモン(異性の尿の匂い)にも嗜好性を示すことが知られています。それでは、空腹時に2つの匂いを同時に与えた場合、どちらを選ぶでしょうか。当日は、嗅覚が制御する様々な社会行動についてや、空腹という体内環境に応じた匂い嗜好性制御メカニズムについてお話させていただき、生存戦略における嗅覚の大切さを共有できたらと思います。

第二講演

第195回 講演会(オンライン開催)

日時: 2022年1月16日(土) 16:00-18:00
会場: Zoomによるオンライン開催
「先手必勝⁉日常生活にひそむ精神・神経疾患のリスクを探る」

國時 景子 氏

Massachusetts General Hospital / Harvard Medical School


ADHDや自閉症、うつ病、統合失調症やアルツハイマー型認知症をはじめとする精神神経疾患について、意外に身近な病気ではあるものの、何となくよくわからない、怖いといったイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。これらの病気は実は医師や研究者にとってもまだまだ謎が多く残されているのですが、近年、遺伝的な要因と、育ってきた環境の両方から影響を受け、病気の発症や悪化につながっていることが分かってきています。私たちの研究グループでは脳MRIをはじめとする画像データを活用しながら、精神神経疾患の予防につながるような環境要因について研究しています。当日は、普段の生活習慣と病気の関わりや最新の遺伝リスクスコアを使った研究成果についてお話したいと思います。

第一講演
「次世代触媒のデザイン –生物に倣い、生物を超える–」

田主 陽 氏

University of California, Berkeley


石油からプラスチックを合成する、自動車の排気ガスの有毒物質を無害化するなど、通常では起こらない化学反応も触媒(catalyst)という物質を添加することで実現することができます。触媒の代表は「錯体(complex)」という金属と有機物を組み合わせた化合物ですが、化学者がこれを開発する際には「どの金属とどの有機物を組み合わせるか」という無数の選択肢の中から選ぶ必要があり、目的の化学反応に適した触媒を設計する「デザイン」の過程が特に重要となります。
本講演では、化学者が何を考え、どのようなアイデアを元に触媒をデザインしているかについて、特に生体内の触媒である「酵素」にインスピレーションを受けた設計を中心にお話しします。さらに、これからの世界に触媒の化学がどのように貢献できるかについても、皆さんと一緒に考えることができれば幸いです。

第二講演