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* ボストン日本人研究者交流会 (BJRF)  [#qb249ac2]

 ボストン在住日本語話者による、知的交流コミュニティーです。
** [[Top page に戻る>http://www.boston-researchers.jp/index.html]] [#h7726c55]
**  第167回 ボストン日本人研究者交流会10月月例講演会 2018年11月17日(土) のご案内 [#s0850e57]
**  第168回 ボストン日本人研究者交流会12月月例講演会 2018年12月15日(土) のご案内 [#s0850e57]

//ボストン日本人研究者交流会より2018-2019年度の基調講演のお知らせです。基調講演は2009年より毎年一回、様々な分野の最前線で活躍されているボストン在住の著名人をお招きし行ってまいりました。過去に行われた基調講演会の概要は下記のリンクからご覧になれます。[[(過去の基調講演一覧)>http://www.boston-researchers.jp/lecture/keynote.html]] &br;
//今年度は、Massachusetts Institute of Technology 言語学の教授である 宮川 繁 先生をお迎えして、ご講演を頂きます。

>11月17日(土)開催の研究者交流会では、 
>風呂川 幹央 氏による「数学の世界の“つながり”〜浮き輪から幾何学模様を作っちゃおう!!〜」 と
>星居 孝之 氏による「エピジェネティックコードを解読せよ 〜DNAに記憶されない生命の情報を読む〜」
>12月15日(土)開催の研究者交流会では、 
>高田 和豊 氏による「プログラミングにまつわる家・教育・AIの話」と
>永山 愛子 氏による「今日と明日の乳癌診療」
>の2本の講演を行います。


** 参加登録申し込み [#o929699f]

//COLOR(#993333){   参加登録受付は終了しました。当日席に関しては、[[こちら>http://www.boston-researchers.jp/contact/faq.html]] をご参照ください。 }

参加登録の申し込みは下記のフォームよりお願い致します。  &br;
[[参加登録フォーム>https://goo.gl/forms/OqfTl0KvRsQE63hK2]]
[[参加登録フォーム>https://goo.gl/forms/A0PrSydj0SdyyxjI2]]


** 日時 [#c6aa4cf9]

2018年11月17日(土)16時20分より(受付開始15:40)&br;
2018年12月15日(土)16時20分より(受付開始15:40)&br;
(16:20より講演会開始しますのでそれまでに受付を済ませてお席にお座りください。)

** 会場 [#m44c60c6]

MIT E25-111(45 Carleton Street, Cambridge, MA 02142, http://whereis.mit.edu/?go=e25)&br;

** 参加費 [#q1896216]
当日現金のみ:$5(講演会のみ)、$20(講演会+懇親会)&br;
(懇親会のみの参加はご遠慮ください。)

** 申し込み期限 [#ube76efd]
//11 月15 日(木)午後9時 &br;
//112月13 日(木)午後9時 &br;
//(準備の都合上、期限までに参加申込をお済ませください。)

//>講演会・懇親会共に申込が一定数に達した時点で受付を閉め切らせていただきます。それ以降に入場を希望された方はキャンセル待ちとなります。
//>講演を円滑にすすめるため、当日は受付締め切り15分前までお越しください。また、お申込み後にご都合により参加できなくなった場合は、キャンセル待ちの方に機会を差しあげるためにも、事前になるべく早くメールでその旨をお知らせください。

>懇親会の人数が定員に達したため、講演会のみ参加の受付となります。当日、先着順にて空きが出次第、懇親会へもご参加いただけます。

** 交流会スケジュール [#m60b9983]
>16:20 - 16:30  挨拶・お知らせ
>16:30 - 17:15   講演1:「数学の世界の“つながり”〜浮き輪から幾何学模様を作っちゃおう!!〜」風呂川 幹央 氏
>16:30 - 17:15   講演1:「プログラミングにまつわる家・教育・AIの話」高田 和豊 氏 
>17:15 - 17:30  Q&A
>17:30 - 17:45  休憩
>17:45 - 18:30   講演2:「エピジェネティックコードを解読せよ 〜DNAに記憶されない生命の情報を読む〜」星居 孝之 氏
>17:45 - 18:30   講演2:「今日と明日の乳癌診療」永山 愛子 氏
>18:30 - 18:45  Q&A
>19:00 - 懇親会


***まだ登録されていない方は、是非ボストン日本人研究者交流会のメーリングリストへご参加下さい→ [[(方法・詳細)>http://www.boston-researchers.jp/community]] ***

** 講演要旨 [#sd3762ef]
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「数学の世界の“つながり”〜浮き輪から幾何学模様を作っちゃおう!!〜」 &br;
風呂川 幹央 氏&br;
Massachusetts Institute of Technology / 日本製鋼所&br;
>例えば、本会のような異分野の研究発表を聴く際に、この話は自分の専門で言う所のあれかな? と考えたことがあるかと思う。加えてそこで得た知見を自分の専門に展開することで新たな結果を得たという人もいると思う。こういった全く関連がないと思っていたものが実は関連していて、他方のアイデアを導入することで発展するということは数学の世界に限っても多々ある。私はこういったところに数学の魅力を感じている。すなわち、1. 視点を変えることで一見関係がないようなものの “つながり” を見出すこと、2. 先人たちの知恵という道具を用いて道のりを整備していき“つながり” を築き上げていくところ、これらに魅力を感じている。本講演では、浮き輪と幾何学模様という一見関係性のないものに対し、“位相幾何学” と “双曲幾何学” という道具を用いて道のりを整備していく。その中で数学の世界の “つながり” を感じてもらえればと思う。&br;
「プログラミングにまつわる家・教育・AIの話」 &br;
高田 和豊 氏&br;
パナソニック株式会社 AIソリューションセンター&br;
MIT Media Lab Lifelong Kindergarten Group&br;
>近年、世界的にSTEM教育(Science, Technology, Engineering and Mathematics)が盛り上がりを見せており、その中でもSCRATCHなどのプログラミング教育への注目が高まっています。STEM教育と聞くと数学や理科を思い浮かべる方が自然ですが、なぜプログラミングなのでしょうか?この疑問について調べていくと、シーモア・パパートによって提唱されたコンストラクショニズムという教育思想に辿り着きます。そして、この考え方をレンズに未来をのぞいてみると、創造性を伸ばす教育はどうあるべきか、創造性のある暮らしとはどのような姿か、そこにAIはどのように関わるのか?についてのアイデアが次々と生まれてきます。
本講演では、プログラミング教育やAIに関する研究を紹介しながら、プログラミングと人の創造性の関係についてお話ししたいと思います。さらに、現在取り組んでいる研究を通して、将来の教育や暮らしがどのように変わっていくのか、演者の考えを共有したいと思います。&br;

「エピジェネティックコードを解読せよ 〜DNAに記憶されない生命の情報を読む〜」&br;
星居 孝之 氏&br;
Dana-Farber Cancer Institute&br;
>私たちの体を設計するDNAはほぼ全ての細胞で同じであるのに、どのようにして様々な細胞が生まれ、脳や筋肉を形作るのか。「生命の設計図がDNA上に保存されている」とするのが100年に渡る遺伝学の結論であるが、設計図からの情報の読み出し過程は、環境や生活習慣によって変化することが明らかとなってきた。このDNAからの読み出しを調整する方法を研究する学問として、エピジェネティクス(後成遺伝学)が発展している。エピジェネティクスの理解が、DNA配列の解読では明らかにならなかった、種の進化、がんや生活習慣病の原因解明、更に次世代の健康問題の改善にまで役立つと期待されている。既に、医療分野では創薬標的として活用されており、この分野から近い将来ノーベル賞受賞者が現れるとも目されている。今回は、その面白さから、最新の研究結果まで、演者の研究する小児性白血病の話も加え、少しディープな世界をお伝えしたい。&br;
「今日と明日の乳癌診療」&br;
永山 愛子 氏&br;
Massachusetts General Hospital Cancer Center&br;
慶應義塾大学医学部 一般・消化器外科&br;
>「乳房にしこりがあるかも…。」日本人女性の11人に1人が乳癌にかかるといわれています。最も身近で女性特有の病気である乳癌の診断・治療は実際どんな風に行われているのでしょうか。同じ乳癌でも、ステージやサブタイプによって治療方針は大きく違ってきます。手術や放射線などの局所治療と内分泌療法や化学療法、分子標的薬などの全身療法をどう組み合わせて最適な治療とするのか、近年の個別化医療の実現によって治療の多様性は増してきています。科学的根拠に基づく標準治療がめまぐるしくアップデートされていく中で、女性のライフステージに寄り添う診療はどんな風に進化してきているのでしょうか。本講演では最新の乳癌診療のエッセンスとともに、今日の乳癌診療を支える臨床試験について、また明日の乳癌診療に変革をもたらす研究のトピックスを共有したいと思います。乳癌になっても怖くない、そんな社会を実現するために、一緒に考えてみませんか。&br;





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** Organizing Committee ボストン日本人研究者交流会 (Boston Japanese Researchers Forum) 幹事 [#g00e2cd5]
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>> 國尾 美絵 (幹事長),  Canon USA Inc., Healthcare Optics Research Laboratory
>> 田主 陽 (副幹事長),  Ph.D candidate, Department of Chemistry, Massachusetts Institute of Technology
>> 大賀 拓史 (副幹事長), Human Metabolome Technologies America, Inc.
>> 金岡 つづき, IQVIA, BBC IVD Solutions
>> 松居 彩, Research Fellow, Department of Radiation Oncology, Massachusetts General Hospital, Harvard Medical School
>> 加々美 綾乃, Master of Science Student, System Design and Management, Massachusetts Institute of Technology
>> 塩田 仁志, Postdoctoral Fellow, Department of Pathology, Brigham and Women’s Hospital/Harvard Medical School
>> 荻野 周史(アドバイザー), Chief of MPE Program and Professor, Brigham and Women’s Hospital; Professor, Dana-Farber Cancer Institute, Harvard Medical School, and Harvard T. H. Chan School of Public Health; Associate Member, Broad Institute of MIT and Harvard

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