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* ボストン日本人研究者交流会 (BJRF)  [#qb249ac2]

 ボストン在住日本語話者による、知的交流コミュニティーです。
** [[Top page に戻る>http://www.boston-researchers.jp/index.html]] [#h7726c55]
**  第171回 ボストン日本人研究者交流会月例講演会 2019年3月16日(土) のご案内 [#s0850e57]
**  第172回 ボストン日本人研究者交流会月例講演会 2019年4月20日(土) のご案内 [#s0850e57]

//ボストン日本人研究者交流会より2018-2019年度の基調講演のお知らせです。基調講演は2009年より毎年一回、様々な分野の最前線で活躍されているボストン在住の著名人をお招きし行ってまいりました。過去に行われた基調講演会の概要は下記のリンクからご覧になれます。[[(過去の基調講演一覧)>http://www.boston-researchers.jp/lecture/keynote.html]] &br;
//今年度は、Massachusetts Institute of Technology 言語学の教授である 宮川 繁 先生をお迎えして、ご講演を頂きます。

>2019年3月16日(土)開催の研究者交流会では、 
>鎌田 華乃子氏による「私たちの社会は私たちが作れる〜「仕方がない」から「仕方がある」へ〜」と
>野村 信介氏による「光が導くがん外科治療の未来」
>2019年4月20日(土)開催の研究者交流会では、 
>森 文隆様による「起業とベンチャーキャピタル~エコシステムへの貢献~」
>磯部 晃一様による「体験的安全保障論:日本を取り巻く戦略環境とこれからの安全保障+」
>の2本の講演を行います。


** 参加登録申し込み [#o929699f]

[[参加登録フォーム >https://goo.gl/forms/hexJc3Z6bL8KMt1s1]]
[[参加登録フォーム >https://goo.gl/forms/LL9x7mRPwvxJHyeF3]]
//参加登録は締め切りました。当日参加については[[こちら>http://www.boston-researchers.jp/contact/faq.html#q1]]をご覧ください。 


** 日時 [#c6aa4cf9]

2019年3月16日(土)16時20分より(受付開始15:40)&br;
2019年4月20日(土)16時20分より(受付開始15:40)&br;
(16:20より講演会開始しますのでそれまでに受付を済ませてお席にお座りください。)

** 会場 [#m44c60c6]

MIT E25-111(45 Carleton Street, Cambridge, MA 02142, https://whereis.mit.edu/?go=E25)&br;
(先月と会場が異なりますのでご注意ください。)
//(先月と会場が異なりますのでご注意ください。)

** 参加費 [#q1896216]
当日現金のみ:$5(講演会のみ)、$20(講演会+懇親会)&br;
(懇親会のみの参加はご遠慮ください。)

** 申し込み期限 [#ube76efd]
2019年3月14 日(木)午後9時 &br;
2019年4月18 日(木)午後9時 &br;
(準備の都合上、期限までに参加申込をお済ませください。)

//>講演会・懇親会共に申込が一定数に達した時点で受付を閉め切らせていただきます。それ以降に入場を希望された方はキャンセル待ちとなります。
//>講演を円滑にすすめるため、当日は受付締め切り15分前までお越しください。また、お申込み後にご都合により参加できなくなった場合は、キャンセル待ちの方に機会を差しあげるためにも、事前になるべく早くメールでその旨をお知らせください。


** 交流会スケジュール [#m60b9983]
>16:20 - 16:30  挨拶・お知らせ
>16:30 - 17:15   講演1:「私たちの社会は私たちが作れる〜「仕方がない」から「仕方がある」へ〜」鎌田 華乃子 氏
>16:30 - 17:15   講演1:「起業とベンチャーキャピタル~エコシステムへの貢献~」森 文隆氏
>17:15 - 17:30  Q&A
>17:30 - 17:45  休憩
>17:45 - 18:30   講演2:「光が導くがん外科治療の未来」野村 信介 氏
>17:45 - 18:30   講演2:「体験的安全保障論:日本を取り巻く戦略環境とこれからの安全保障+」磯部 晃一 氏
>18:30 - 18:45  Q&A
>19:00 - 懇親会


***まだ登録されていない方は、是非ボストン日本人研究者交流会のメーリングリストへご参加下さい→ [[(方法・詳細)>http://www.boston-researchers.jp/community]] ***

** 講演要旨 [#sd3762ef]
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「私たちの社会は私たちが作れる〜「仕方がない」から「仕方がある」へ〜」 &br;
鎌田 華乃子 氏&br;
ハーバード大学 社会学部&br;
ウェザーヘッド日米関係プログラム&br;
>「しかたがない」みなさんは最近、どんなときに言いましたか?「私の参加により,変えてほしい社会現象が少し変えられるかもしれない」という質問に対して、そう思うと肯定した日本の中高生は30.7%。同じ質問に対しアメリカは52.9%、ドイツは52.2%でした。&br;
 社会運動というと学生運動、安保運動を思い浮かべる人が多いかもしれません。「結局何も変えられなかった」と。しかし、国際的な政治学・社会学でさえも日本の様々な社会運動―消費者、公害、労働、マイノリティ人権運動など―の成功事例が分析されています。でも肝心の私たちはそのことを知りせん。私は企業活動から社会をよくしようとし、市民社会にキャリアをシフトし、現在は変化を起こせる効果的な社会運動を研究しています。なぜ私たち一人ひとりが社会変化を求めて動くことが大事なのか、私自身や仲間たちが起こした事例をもとになぜ変化を起こせたのか、そして私たちは何をしていく必要があるのか提起してみなさんと考えたいです。&br;

「光が導くがん外科治療の未来」&br;
野村 信介 氏&br;
Gordon Center for Medical Imaging, Massachusetts General Hospital&br;
防衛医科大学校&br;
>皆さんは人体アトラスをご覧になったことがありますか?動脈は赤、静脈は青、神経は黄色、リンパは緑などのカラフルに描かれています。しかし、実際の手術ではこのような臓器同士の境界線を認識することは困難なことが多く、しかもこれらの脈管やリンパは黄色い脂肪に包含されているため、外科医は手術前の画像や「経験」を元に臓器を切り分けていかなくてはいけません。また、内視鏡下手術の普及に伴い、開腹手術のように直接外科医の手で体腔内において臓器を触れることができないため、より視覚情報が重要になってきます。そこで、臓器の輪郭やがん組織を特異的に「光らせる」蛍光色素やナノ粒子を用いることで、がんの正確な位置や人体アトラスのような生体の構造を容易に視認できるようになり、外科医はより安全、確実な手術を行えるようになります。本講演では、胃がんを軸に光線療法の話題にも触れながら基礎的なことから臨床応用までお話ししたいと思います。
&br;
>>「起業とベンチャーキャピタル~エコシステムへの貢献~」&br;
>>森 文隆 氏 &br;
>>Remiges Ventures/大鵬薬品工業 &br;
>>皆さんは、起業されたこと、あるいは起業したいと思ったことはありますか?ボストンにいると身の回りに起業する方が多く、本当に驚きますよね。では、日本とボストンでは何が違うのでしょうか?よくイノベーションエコシステムやベンチャーエコシステムという言葉を耳にする機会があるかと思いますが、ボストンではベンチャー企業が生まれ、成功し、産業育成に貢献するまでに必要な“エコシステム”が見事に整っています。つまり、産・官・学が上手く連携し、ヒト・モノ・カネが好循環しているのです。そのエコシステムに重要な役割を果たしているプレイヤーの一つが、ベンチャーキャピタル(通称VC)です。本講演では、VCでの創薬ベンチャーへの投資経験を通して感じた、起業家とベンチャーキャピタリストの密接な関係性を見ていくと共に、日本のイノベーションエコシステムの発展についても、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。&br;



>>「体験的安全保障論:日本を取り巻く戦略環境とこれからの安全保障+」&br;
>>磯部 晃一 氏 &br;
>>ハーバード大学アジアセンター上席研究員 &br;
>>皆さん、安全保障・防衛問題というのは、なかなか身近に感じることがない分野ではないでしょうか。でも、北朝鮮による核・弾道ミサイル開発、東及び南シナ海で繰り広げられる中国による活発な軍事活動は、何かと不安な思いを抱かせることでしょう。昨年1月、総理府が行った自衛隊・防衛問題に関する世論調査では、実に国民の85.5%が「日本が戦争に巻き込まれる危険性がある」と答えています。今日は、短い時間ですが、我が国が置かれた現在の安全保障環境をどのようにとらえればよいか、一緒に考えてみましょう。時間軸と空間軸から考えてみます。時間がありましたら、安全保障には直接関係ありませんが、このボストン日本人研究者交流会のルーツがどこにあるのか、私なりに探究したことを紹介させていただきます。&br;
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** Organizing Committee ボストン日本人研究者交流会 (Boston Japanese Researchers Forum) 幹事 [#g00e2cd5]
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>> 國尾 美絵 (幹事長),  Canon USA Inc., Healthcare Optics Research Laboratory
>> 田主 陽 (副幹事長),  Ph.D candidate, Department of Chemistry, Massachusetts Institute of Technology
>> 大賀 拓史 (副幹事長), Human Metabolome Technologies America, Inc.
>> 金岡 つづき, IQVIA, BBC IVD Solutions
>> 松居 彩, Research Fellow, Department of Radiation Oncology, Massachusetts General Hospital, Harvard Medical School
>> 加々美 綾乃, Master of Science Student, System Design and Management, Massachusetts Institute of Technology
>> 塩田 仁志, Postdoctoral Fellow, Department of Pathology, Brigham and Women’s Hospital/Harvard Medical School
>> 野村 信介, Research Fellow, Department of Radiology, Massachusetts General Hospital, Harvard Medical School
>> 坂本 純二, Manager of Global Research Team and Chief Researcher, Pioneering Research Center, Technology Innovation Division, Panasonic Corporation
>> 下城 拓也, Master of Business Administration, Massachusetts Institute of Technology
>> 荻野 周史(アドバイザー), Chief of MPE Program and Professor, Brigham and Women’s Hospital; Professor, Dana-Farber Cancer Institute, Harvard Medical School, and Harvard T. H. Chan School of Public Health; Associate Member, Broad Institute of MIT and Harvard

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