February 5, 2011

交流会(2011年2月19日)のご案内

Filed under: Uncategorized — Junichi Tokuda @ 5:14 pm

ボストン日本人研究者交流会月例の講演会のお知らせです。
今回は「脳神経科学」と「数学に潜む哲学」に関する二本の講演を行います。
是非奮ってご参加ください。参加のお申し込みはWebフォームよりお願いいたします。

【日時】2011年2月19日(土) 16:00より(15:30受付開始)

  • 16:00 – 講演1:「“Practice Makes Perfect” ―小鳥の歌に学ぶ脳のしくみ―」大久保 達夫 氏
  • 17:00 – 休憩
  • 17:30 – 講演2:「先生、数学って何のために勉強するんですか?」小林 圭氏
  • 19:00 – 懇親会
【会場】 MITキャンパス 会場番号は確定次第、追ってお知らせいたします。
【申し込み期限】2月17日(木)午後9時
(座席に余裕が無い場合、事前申し込みのない方の参加はお断りする場合があります。ご了承くださいませ。)

会の運営のため、講演会のみの参加は5ドル、懇親会も参加される方は20ドルの参加費をいただいております。参加費は当日、現金にてお支払いください。どうぞご理解とご協力をお願い申しあげます。

講演要旨

「“Practice Makes Perfect” ―小鳥の歌に学ぶ脳のしくみ―」
大久保 達夫氏
Department of Brain and Cognitive Sciences, MIT

脳は私たちの知覚、行動、思考など全ての活動に深くかかわっている重要な器官です。それにも関らず、脳は『人類最後のフロンティア』とも言われるほど未解明の事柄が多く、今後の研究の進展が大いに期待される分野です。

そこで本講演の前半では、脳がいかに私たちの生活と密接に関わっているかを指摘した上で、研究対象としての脳の魅力について語ります。また多くの脳科学者がどのような問題を解こうとしているのか、そしてそれらの問題に対してどのようなアプローチをとろうとしているかを簡単に説明します。

講演の後半では、私が日々研究している小鳥の歌学習を例として取り上げ、最先端の脳研究がどのように行われているかの雰囲気をお伝えします。小鳥の歌は、反復練習によってスキルが獲得されていく過程の代表例であり、そのメカニズムは人の言語学習や運動学習と共通する部分が多いと言われています。講演中は小鳥の歌の録音を聞いてもらいつつ、このような学習が達成されるしくみを皆さんと一緒に考えていければと思います。

今回の講演が、脳に関する理解を深めるためのきっかけとなれば幸いです。専門外の方にも分かりやすく話したいと思いますので、どうぞ奮ってご参加ください。

「先生、数学って何のために勉強するんですか?」
小林 圭氏
PhD Candidate, Department of Mathematics, Tufts University

高校教師をしていたころ、よく生徒からこんな言葉を聞きました。

「あぁおれ数学ムリやから。」
「うちも数学きらい。もうテストいいからカラオケ行こ♪」
「やべ、漸化式まじわけわからんし。」
「いや三角関数よりマシやろ。」
「てゆうかでも数学って結局公式覚えれば終わりじゃね?」
「先生、こんなの何かの役に立つんですか?」
みなさんは中学高校で数学の先生から何を教わりましたか?高校で数学を学ぶ目的について、学習指導要領は次のように定めています。『数学における基本的な概念や原理・法則の理解を深め,事象を数学的に考察し処理する能力を高め,数学的活動を通して創造性の基礎を培うとともに,数学的な見方や考え方のよさを認識し,
それらを積極的に活用する態度を育てる。』ここにある『数学的な見方や考え方』とはどういったものでしょうか。高校教師としての経験を踏まえ、研究者の視点を織り交ぜながらお話ししたいと思います。数学が好きだった人も嫌いだった人も得意だった人も苦手だった人も、もう一度あの頃に戻って一緒に数学について考えてみませんか。

Copyright (C) 2009 Boston Japanese Researchers Forum
HTML convert time: 0.765 sec. Powered by WordPress ME