November 5, 2010

ボストン日本人研究者交流会 (11月20日) のご案内

Filed under: Uncategorized — Junichi Tokuda @ 10:44 pm

紅葉も終盤にさしかかってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
月例の講演会のお知らせです。

11月20日(土)に開催する今年度第三目の研究者交流会では、「HIV/AIDS」と「コンテンツ産業」に関する二本の講演を行います。是非奮ってご参加くださいませ。参加をご希望の方は以下のページからご登録ください。
http://www.boston-researchers.jp/wp/registration


日時:2010月11月20日(土)16:00より(受付開始15:30)
16:00 – 講演1:「HIV/AIDSー最近の抗HIV/AIDS薬開発の進歩と今後の展望ー」 こう康博さん
17:00 – 休憩
17:30 – 講演2:「日本製コンテンツ 海外展開の現状と課題」 吉田真太さん
19:00 – 懇親会
会場: MIT E51-325
申し込み期限: 11月18日(木)午後9時 (座席に余裕が無い場合、事前申し込みのない方の参加はお断りする場合があります。ご了承くださいませ。)
会の運営のため、講演会のみの参加は5ドル、懇親会も参加される方は20ドルの参加費をいただいております。参加費は当日に現金にてお支払いください。どうぞご理解とご協力をお願い申し上げます。
是非メーリングリストへご登録下さい。登録方法はこちらです。

講演要旨

「HIV/AIDS—最近の抗HIV/AIDS薬開発の進歩と今後の展望—」
こう 康博さん
Yasuhiro Koh, MD, PhD
Postdoctoral Research Fellow, Department of Cancer Immunology and AIDS,
Dana-Farber Cancer Institute, Harvard Medical School

HIV(human immunodeficiency virus;ヒト免疫不全ウイルス)感染症、HIVによって引き起こされるAIDS(acquired
immunodeficiency
syndrome;後天性免疫不全症候群)に対する治療は抗HIV薬の開発、複数の作用機序の抗HIV剤を組み合わせた多剤併用療法(HAART;highly
active antiretroviral therapy)によって飛躍的に改善、AIDSによる死亡者の減少は少なくとも先進工業国で認められております。

現在、臨床で利用できる抗HIV薬は20種類を超え、服薬が簡便な薬剤、副作用が軽微な薬剤、薬剤耐性HIVに対しても高い活性を発揮する薬剤が複数認められておりますが、現在の抗HIV薬はHIV複製を抑制するもののHIVを生体から排除することはできず、今後も新規抗HIV薬の開発、進化が重要であることはいうまでもないと考えます。

本講演では、HIV感染症、AIDSの病態から、最近の治療薬開発の進歩、今後の治療戦略の展望について、私がこれまで日本、ボストンで行ってまいりました抗HIV薬開発の経験もあわせて、簡潔にお話ししたいと思います。

毎年12月1日は世界エイズデーです。これを機会に医療従事者の方々だけでなく、幅広い分野の方々にHIV/AIDSに興味を持って頂ければ幸いです。


「日本製コンテンツ 海外展開の現状と課題」
吉田真太さん
MBA Candidate
MIT Sloan School of Management

『ポケモン』や『遊戯王』などの日本のアニメ番組やゲームが、ここアメリカでも子どもたちの人気を得ていることをご存じの方は多いと思います。2010年6月には、アニメ番組など「コンテンツ」を含む文化産業の海外進出促進のため、経済産業省がクール・ジャパン室を設置しました。輸出産業としての日本製コンテンツは、果たして、現在どのような状況にあるのでしょうか?
また、今後に向けてどのような課題を抱えているのでしょうか?

この講演では、日本製コンテンツの海外展開の現状と課題について、皆様にマクロおよびミクロの両面から理解を深めていただければと考えています。

マクロ面からは、コンテンツ国際取引の経済規模や主要国のシェアを概観し、世界のコンテンツ産業における日本の立ち位置を確認します。また、日本の他産業との比較を通じ、輸出産業としてのコンテンツ産業が日本にとって持つ意味合いを検討します。
ミクロ面からは、幾つかの事例を取り上げて国際取引の実務を紹介します。日本の参考事例として、劇場用映画とアニメ番組について、海外ライセンス契約や国際共同製作などの類型を説明します。併せて、アメリカの事例にも触れ、両国に見られる違いを紹介します。

芝居の舞台裏を覗くことは、ともすると興醒めな経験かも知れません。一方、ビジネスとしてのエンターテイメントには、表舞台とは異なる面白さがあります。海外展開を切り口として、コンテンツ産業の魅力をお伝えできれば幸いです。

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