September 9, 2010

Filed under: Uncategorized — 小野雅裕 @ 5:40 pm

新しい年度が始まり、学業に、研究に、仕事に、ますます励んでいらっしゃることと思います。研究者交流会も夏休みを終え、月例の講演会を再開いたします!

9月25日(土)に開催する今年度第一回目の研究者交流会では、「医療の安全文化」と「医療紛争」に関する二本の講演を行います。是非奮ってご参加くださいませ。参加のお申し込みは、Webフォームよりお願いいたします。

  • 日時:2010月9月25日(土)16:00より(受付開始15:30)
    • 16:00 – 講演1:「Creating a Culture of Safety in the Healthcare Setting (医療における安全文化の構築)」 佐藤隆巧先生
    • 17:00 – 休憩
    • 17:30 – 講演2:「インターネットによる医療紛争に関する意識調査」 我妻学先生
    • 19:00 – 懇親会
  • 会場: MIT 32-155教室
  • 申し込み期限: 9月23日(木)午後9時 (座席に余裕が無い場合、事前申し込みのない方の参加はお断りする場合があります。ご了承くださいませ。)
  • 会の運営のため、講演会のみの参加は5ドル、懇親会も参加される方は20ドルの参加費をいただいております。参加費は当日に現金にてお支払いください。どうぞご理解とご協力をお願い申し上げます。
  • 是非メーリングリストへご登録下さい。

講演要旨


「Creating a Culture of Safety in the Healthcare Setting (医療における安全文化の構築)」
佐藤隆巧

Chief Medical Officer
CRICO/Risk Management Foundation of the Harvard Medical Institutions, Inc.
Assistant Professor of Medicine, Harvard Medical School

(講演は英語にて行いますが、質疑応答は日本語でも対応して下さいます。)

CRICO/Risk Management Foundation of the Harvard Medical Institutions, Inc.
Assistant Professor of Medicine | Harvard Medical School

Abstract: In order to successfully implement a culture of safety, one needs to understand the contributing factors to medical errors and adverse events. In other words, seeing the overall landscape of the organization you are trying to change with an eye towards breaking down its components is the key to changing its culture. This presentation will attempt to break down a particular event into various components to demonstrate that there are multiple factors including systems and organizational issues in addition to individual human performance issues that contributes to the overall quality and outcome of medical care.

Goals:
Understanding what components make up a medical error
Understanding what our systems issues versus individual issues
Understanding Individual projects do not change the culture
Understanding that changing culture is a long-term process

講演要旨:医療における安全文化を構築するためには、医療過誤や有害事象の発生に寄与する要因を理解する必要がある。換言すれば、変化を起こそうとしている組織を、要素ごとに分解してゆく視点で全体を俯瞰することが、組織文化を変えるための鍵となる。本講演では、具体的事例を様々な構成要素に分解することで、個々人の能力の問題だけでなく、システムや組織の問題といった様々なファクターが、医療の質やアウトカムに寄与していることを示す。

本講演は、以下の点に関する理解を深めることを目的とする:
- 医療過誤の原因となる要素は何か
- 個人の問題に対して、システムの問題とは何か
- 個人による取り組みだけでは文化を変え得ないこと
- 文化を変えるということは長期的なプロセスである

「インターネットによる医療紛争に関する意識調査」
我妻学
Visiting Fellow,
Petrie-Flom Center,Harvard Law School
Fulbright Research Fellow
首都大学東京法科大学院教授

アメリカだけではなく、日本においても、医療事故や医療訴訟がマスコミで取り上げられています。患者およびその家族と医師あるいは看護師などの医療従事者との関係も希薄になっているように思われます。

患者と医療従事者との間で紛争が生じた場合には、当事者間の直接交渉かあるいは、民事裁判を提起して、法的救済を求めることしかできません。当事者間の直接交渉では、手続の透明性、公正が必ずしも保障されていません。裁判は、原告と被告という対立構造をとり、あくまでも金銭による賠償しか認められていません。このため、患者およびその家族が医療紛争の原因解明、医師・医療機関による説明・情報の提供、患者と医師・医療機関の信頼関係の修復、再発の防止などを望んでいてもそれらの期待に応えることは制度上困難です。

そこで、医療紛争の新たな解決の仕組みを構築する必要がありますが、そのためには、患者からの視点だけではなく、実際に医療現場で種々の医療紛争に直面している医療従事者の認識がどのようなものであるかを組織的に分析する必要があります。

今回の報告では、2009年にインターネットで医師に対して行いました医療紛争に関する意識調査の結果の概要を発表し、皆さんからのご意見をいただければと思います。医療従事者の方だけではなく、その他幅広い分野の方のご参加をいただければ幸いです。



ボストン日本 人研究者交流会 幹事一同

September 4, 2010

JREX/ボストン日本人研究者交流会 合同文化講演会 (9/18)

Filed under: Uncategorized — Junichi Tokuda @ 2:51 pm

講演
「表具【和の文化】―掛物*巻物*襖*屏風*衝立*和額*和綴じ本*折本*障子張*障壁―」

表具師 脇屋助作氏

伝統的、封建的な表具修復の世界。国内はもとより海外へも技術を展開するフロンティアとしての経験、エピソードをインタビュー形式でお聴きします。
起業・独立されてからのビジネスチャレンジとは?

トピック
・修行時代のエピソード
・必要な技術と変遷
・新技術導入の裏話
・独立・起業のきっかけと経緯
・国宝、重要文化財クラスの美術品と向き合うこととは?
・海外、後継者への「テクノロジー・トランスファー」
・「手の震えるような」体験とは?
・「常にベスト」の心構え

脇屋 助作(わきや すけさく)
 大分県出身、京都市在住。大分県立日出高校を卒業後、日本を代表する美術品修復専門の墨光堂(京都市)に入り、修復技術を学ぶ。2002年に独立、「脇屋墨匠堂」を設立し、代表者として後進の指導もしている。近年は中国や台湾の博物館で美術品の修復や、国内外の芸術大学で表具や日本画についての講義も行っており、日本美術の優れた作品が多く集まっていることで有名なボストン美術館(MFA)で、日本を代表する修復技術・指導者として2009年に渡米。
 これまで修復を手掛けた主な文化財は正倉院の「鳥毛立女屏風(とりげだちおんなびょうぶ)」や「伝源頼朝」「聖徳太子絵伝」といった国宝や重要文化財級の美術品ばかり。このほかにも熊本城や名古屋城の障壁画や、近代絵画の修復にも携わっている。

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日時: 2010年9月18日 土曜日 午後6時半開場/午7時スタート

場所:Archstone Northpoint多目的ルーム
One Leighton St., Cambridge, MA 02141
http://www.ArchstoneNorthpoint.com

会費:$20(JREX会員$10)
   お食事&ドリンク付

お申込み:9月17日(金)までに www.JREX.us にてオンライン登録
会場の都合により定員50名になり次第締め切りとさせて頂きます。

最寄り駅:Tグリーンライン Lechmere駅
駐車場:Lechmere駅裏にPublic Parking有り($5.50)、会場までは徒歩3分

共催:ボストン日本人研究者交流会 (boston-JRF)
   The Japanese Resource Exchange (JREX)

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当日のスケジュール

18:30-19:00 受付

19:00 開会

19:15-20:15 講演

20:15-20:30 休憩

20:30-22:00 懇親会

22:00 閉会

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