2012年2月18日講演会のご案内
ボストン日本人研究者交流会より2月月例講演会のお知らせです。
2月18日(土)開催の研究者交流会では、「放射線びじねす」と「運動学 」の二本の講演を行います。奮ってご参加ください!
参加申込はWebフォームよりお願いします。
http://www.boston-researchers.jp/wp/registration
日時:2012年2月18日(土)16時より(受付開始15:30)
会場: MIT E51-315(http://whereis.mit.edu/?go=E51)
参加費:$5(講演会のみ)、$20(講演会+懇親会)
申込期限: 2月16日(木)午後9時 (準備等の都合がありますので、期限までに参加申込をお済ませ頂けますようお願い申し上げます)
講演スケジュール:
16:00 – 講演1:「放射線びじねす~高精細な脳CT画像から半導体の非破壊検査まで~」
Harvard University 水谷治央氏
17:15 – 休憩
17:30 – 講演2:「運動学 とりあえず体を動かそう」
Northeastern University 親川雄介氏
19:00 – 懇親会
***是非メーリングリストへご登録下さい→ http://www.boston-researchers.jp/wp/maillist ***
ー以下講演要旨ー
放射線びじねす
水谷治央
Lichtman Lab
Molecular and Cellular Biology
Harvard University
東北地方太平洋沖地震で引き起こされた福島第一原発の事故を契機に、一般の人が放射線を意識する機会が増大した。日本の報道では、放射線の被ばく量を評価する目安として、「東京-ニューヨーク間を往復したとき(約0.2mSv)」の値や「X線CT検査を行ったとき(約7mSv)」の値がよく目についた。いまや、日本では、ニュートンやクーロンという単位の存在は知らなくとも、ベクレルやシーベルトは、相当な有名人となってしまった感が否めない。
放射線は適切に扱えば、私達に大きな恩恵をもたらしてくれる。病院に放射線科が存在することを考えれば、その医学的貢献度が大きいのは明らかである。特にX線を用いた断層撮影(X線CT)は、体内を非侵襲的に検査できる画期的な手段であるため、世界中で1日に40万件の撮影が行われている。今回、私達はベイズの理論を基礎とした新規のCTアルゴリズムを開発し特許を出願した。本アルゴリズムは、既存のCT技術では偽像が生じていた輪切り像の画質を飛躍的に改善すると同時に、X線の外部被ばく量を大きく低減させることに成功している。その技術は、医学応用のみならず、3次元的に積層されつつある半導体チップの検査にも今後大きく貢献することが期待される。
この技術を社会に還元する手段として起業化の可能性を模索している。医学応用を考える上でのビジネスモデルは、クラウドによる最先端医用画像の提供などが想定される。産業分野においては、品質検査に必要な分解能と感度の上昇が大きな需要となる。今回発明したCT技術を用いることで、これらのニーズを満たす可能性を解説し、この小さなシーズを大きく育ててみたい野心溢れる方々の興味を歓迎する。
運動学 とりあえず体を動かそう
親川雄介
Northeastern University
普段の食生活を変えるだけでは、体重が減るどころか実は、リバウンドしやすい体質になってしまうということをご存知でしたか?
体重を減らしたい、お腹周りの脂肪をとりたい、腰痛を防ぐためには日ごろからどうすればいいか。
有酸素運動と無酸素運動の効果の違い、そしてなぜ全力疾走だけでは体重が減らないのか。
こうした疑問に「運動学」の観点からお答えしたいと思います。
運動学とは関節や筋肉の機能を解析することによって「動き」を探る学問で、解剖学、生理学、力学を統合した学問です。
たとえば、運動学の知識を使って、パーソナルトレーニングやリハビリテーションを行う際に、効率よく目的に適ったプログラムを組むことが出来ます。
日本ではあまり馴染みのない分野ですが、ランニング人口や自転車利用も増え、健康ブーム真っ只中という事もあり、その重要性が見直されています。
今回の講演では、効率の良いダイエットの方法、治療や病気の予防の為の運動方法や、一般的なウェイトトレーニングの方法についてお話します。
ぜひこの機会を使って自分の体と向き合ってみませんか?
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