April 1, 2011

ボストン日本人研究者交流会(4月16日)のご案内:「温度生物学」「投資ファンド」

Filed under: Uncategorized — Junichi Tokuda @ 3:02 pm

みなさま、

ボストン日本人研究者交流会月例の講演会のお知らせです。
4月のボストン日本人研究者交流会の講演会は4月16日(土)開催予定です。

今回は「温度生物学」と「投資ファンド」に関する二本の講演を行います。
是非奮ってご参加ください。参加のお申し込みはWebフォームよりお願いいたします。



日時:2011月4月16日(土)16:00より(受付開始15:30)

16:00 – 講演1:「熱いトウガラシ・つめたいミント:生物にまつわる温度の不思議
         ~温度と生物の関係を研究する温度生物学をめざして~」稲田 仁 氏
17:00 – 休憩
17:30 – 講演2:「プライベートエクイティ投資ファンドの実態」末包 昌司 氏
19:00 – 懇親会

会場: MITキャンパス  E51-325
申し込み期限: 4月14日(木)午後9時
(座席に余裕が無い場合、事前申し込みのない方の参加はお断りする場合があります。ご了承くださいませ。)

会の運営のため、講演会のみの参加は5ドル、懇親会も参加される方は20ドルの参加費をいただいております。
参加費は当日に現金にてお支払いください。どうぞご理解とご協力をお願い申し上げます。
是非メーリングリストへご登録下さい。登録方法はこちらのWebページをご参照ください。



講演要旨

「熱いトウガラシ・つめたいミント:生物にまつわる温度の不思議~温度と生物の関係を研究する温度生物学をめざして~」
稲田 仁 (いなだ・ひとし)氏
Research Associate, Department of Molecular Cellular Biology, Harvard University

「今日は暖かいですね」「冷たいアイスを食べて頭が痛くなった」「どうも熱があるみたいだ。寒気がする」私たちは、快・不快に感じなければ、普段の生活で温度というものに特に目を向けることはありません。温度という刺激はどこでもあるので、普段は忘れられがちなものです。でも、ひとつ不思議なことがあります。熱さや冷たさという温度という刺激は、光やにおい・味といった刺激とは違って、実体がありません。つまり、モノではないのです。では、モノではない温度というものを、私たちはどうやって感じているのでしょう?

最近、私たちがモノではない温度というものをどのように感じているのか、そのメカニズムがある程度わかってきました。じつは、私たちの体は温度という刺激を電気信号に変えて感じているのです。しかし、生き物と温度の関係については、まだまだわかっていない事がたくさんあります。

今回の講演では、生物にまつわる温度の不思議について、広く例を挙げてお話ししたいと思います。トウガラシを食べるとなぜ熱/辛く感じるのか。ミントの清涼感はどこからくるのか。なぜ病気になると熱が上がるのか。このような疑問に対して、いまわかっている事、まだわかっていない事を、簡単に紹介します。



「プライベートエクイティ投資ファンドの実態」
末包 昌司(すえかねまさし)氏
ハーバードビジネススクール・Bain Capital

少し前に、日本では「ハゲタカ」というドラマ・映画がはやりました。
ドラマでは主人公鷲津が経営するファンドが日本企業を次々と買収し、その舞台裏に潜む人間模様などがビビッドに描かれています。
しかし、「ファンド」といっても実は様々な種類の「ファンド」があります。倒産寸前の企業を二束三文で買収する、おそらく皆様がイメージする「ハゲタカ」のようなファンドもあれば、アメリカのIT産業・クリーンテック産業を育成したベンチャーキャピタルもファンドの一形態です。それらを一括りにして議論しても、実態はさっぱりわからないままです。
様々なファンドが存在する中で、アメリカ経済に大きなインパクトを与えているファンドの種類の一つが「プライベートエクイティ(PE)」と呼ばれるものです。1980年代にアメリカに登場し、日本においては1990年代後半あたりから存在が大きくなってきました。
ドラマ・映画ではストーリーの面白さに目がいってしまいますが、実際にPEファンドは社会にどのような影響を与えているのか、実際日々どんな仕事をしているのか、余りよく見えてこないのではないでしょうか。このような問題意識を背景に、本講演では、
 ・そもそもファンドとは何なのか
 ・ファンドにはどのような種類があり、どのような社会的役割を果たしているのか
 ・特に、プライベートエクイティ(PE)ファンドとはどのようなことをやっているのか
 ・PEファンドの世界経済や日本経済への影響は今までどのようなものだったのか
 ・金融危機を踏まえて、今後のPEファンドの活動はどのように変わるのか
といった論点に対して、私の日米でのPE投資ファンド勤務を踏まえ、できるだけバイアスをかけずに客観的なお話をできればと思っています。

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